鞘引きのブラッシュアップ

鞘引きのブラッシュアップ

納刀時における、鞘引きに関するブラッシュアップです。
不用意に曲線を生み出さず、正しい直線を描く意識が重要です。
今回は、鞘引きに関するブラッシュアップを行っていきたいと思います。
インストラクションビデオで「納刀時にはしっかりと鞘引きしなさい」と説明しています。しかし色々な方の稽古を見ていますと、このように、鞘引き出来る部分が余ったまま納刀している方が多く見受けられます。
鞘引きで一番重要なのは、鞘なりに鞘を引いていくということです。
すなわち、閂差しの鞘の角度を維持したまま、まっすぐ引いていきます。
これが大事です。
鞘引きが終わった際、鞘が立っているよう状態になっていますので、もしかするとここから立てるように鞘引きをやればいいのか、と勘違いしてしまい、まだ鞘引きが完全に終わっていないのに、納刀し終わってる方がいるのではないかと思います。
そうではなく、鯉口が左腰に向かって、まっすぐ鞘なりに移動するように心がけてください。
このような形です。
この点に注意して、しっかりと納刀を行うようにして下さい。

 

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